アパレル業界のリーダーシップと問題解決力

Video training materials(動画教材)

 

《アパレル業界で必要な人材とは、》

 

アパレル業界の課題が山積のこの時代には、チームの方向性を示す優れたリーダーが必要です。

リーダーになる上で、習得してほしい力として、ブランドリーダーの視点で、「問題を見つけ課題を解決する力」だと思います。

 

《リーダーシップとマネジメントの違い》

 

リーダーシップ: 時代の方向性に合わせてゴールを指し示すこと。

マネージメント: ゴールに向かって支援すること。

 

仕事とは問題解決の繰り返し

 

アパレル業界の仕事を理解し、それぞれの業務で課題を解決し商品が出来上がるまでの過程を知る事が重要です。

さらに愛情を持って商品を使いその商品の魅力を顧客や関係者に伝えていって下さい。

生地の産地や工場見学、また海外にて調査をする時でも、ショップに陳列されている全ての商品にはたくさんの人の考えや思いが込められていると言うことを忘れないで欲しいです。

 

《ロジカルシンキング》

 

ロジカルシンキング(論理的思考):

物事を論理的、体系的に整理し、道筋を立てて考える思考法

 

論理的: きちんと道筋を立てて考えること

体系的: 一つ一つのものがある系統に従ってまとまっていること

 

 

《因果関係・包含関係》

 

ロジカルシンキングの考え方の基本となる因果関係と包含関係について説明します。

 

因果関係について

 

はじめは、因果関係についての考え方です。Aが起きるとBになるということは、AとBは、因果関係があることを意味します。

また、Bが起きるとAになる。BとAも因果関係があるということです。

Aが起きてもBにならない。これは、AとBは、因果関係はないことを意味します。

 

次は、分かり易く雨と傘の関係について考えてみましょう。雨が降れば傘をさす。と言うことは、雨と傘は因果関係があるということなんです。

 

しかし、傘をさしても、雨は降らない。と言うことは、傘と雨は因果関係はないんです。

因果関係があるなしは、ロジカルシンキングでは非常に重要なのです。

 

包含関係について

 

この図では、向かって左側は、BはAに含まれ、向かって右側は、AはBに含まれています。

 

次の図では、AとBは、どちらも含まれていません。

 

それを分かり易く言うと売上は、店舗売上とネット売上があります。このような表現方法もロジカルシンキングでは、重要です。

 

このような表現方法もロジカルシンキングでは、重要になります。

 

《ロジックツリー》

 

次にロジックツリーと言う構成要素を見える化するツールを紹介します。

 

このツールは、分解のツールとも言われていてその構成する要素を分解して本質的な原因は何か、課題の発見解決を行います。

このツールでは、構成要素を抜け漏れすることなく見える化することがポイントです。

 

《ピラミッドストラクチャー》

 

この授業で問題解決を行うツールとして最も重要なメッセージを伝えるためのツールのピラミッドストラクチャーを紹介します。

 

聞き手の理解するプロセスに沿った流れになっていない。と言うことで、プレゼンテーションの内容が聞き手に伝わらない方は、このツールの手法を身につけて、問題解決の技術を習得して欲しいです。

 

常にピラミッドを意識して、上段で現れた疑問を下段で解決していくのです。

聞き手の疑問を解決していくイメージをして下さい。

 

例えば主題で郊外に出店すべきと伝えたいとすると、聞き手は何で郊外の出店するんだろうと思います。次に上代で現れた課題を選んで解決します。1つはコロナの影響で都心に出てくる人が少なく郊外店が良いと言う話。もう一つは、郊外にはお年寄りが多く生活の行動範囲が限られていると言う話。このように上代で現れた課題を下段でもっと詳しく説明し解決していきます。

 

《曇雨傘の理論》

 

雲が出ている→ 雨が降るかもしれない→ 傘を持って行こう

(客観的な事実)   (主観的な解釈)      (具体的な行動)

 

構造を理解する

 

物事→事実、解釈、行動

分解すると問題点がどこにあるか見つけ易い

 

例えば、

 

事実 不良品や傷ものが多い

 

物事   解釈 工場の技術が低い←正しい解釈なのか?

 

行動 技術の高い工場に変える←正しい解釈なのか?

 

0を1にできる人、1を0にできる人という言葉を聞いたことがあると思います。

問題を見つける事と言うのは、0を1にすることなんです。

 

インサイトとは、気づいてない内なる願望です。その問題化がされていない問題を見つけることがとても重要なんです。

 

《大戸屋の例》

 

1990年代に大戸屋は大盛り定食を食べる場所と認知されていました。

女性客の獲得が課題でした。

そこで打ち手として、ヘルシーな女性向けのメニューを開発しました。

しかし、女性客は全く増えることがなかったそうです。

 

そこで新しいインサイトを

「女性は定食屋自体に入るのに抵抗があるのでは?」と言う仮説を立てました。

 

そして店舗の立地をビルの2階か地下に変更したところ女性客が増えました。

 

その後大戸屋は、

人目を気にせず入れるお店、老若男女に愛される定食屋のポジションの獲得に成功したそうです。

 

ピラミッドストラクチャーにて、「なぜ?」を繰り返して、

物事の本質そして根本的な原因を探り、解決の糸口を見つけることができました。

 

本質的な原因を探る方法として、「なぜ?」を繰り返そう。

 

なぜAはBになったのか?

なぜCだから、なぜDだから、なぜEだから

 

《問題化されていない問題を見つけ、ビジネスを加速させる》

 

ブランドリーダーになると「問題を見つけ課題を解決する力」が必要になります。

今回、習得した知識を使っていただければと思います。

投稿者プロフィール

Mr. Thanks 
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Content creator、School teacher of business fashion、Chef、Angler、