アパレル業界の業種・業態

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《業種について》

 

事業種目の略で、企業が扱っている商品や業務の種類。これが「業種」と呼びます。

 

アパレル業界の業種について、

商品やサービスの種類で分けた区分のこと。

例えば、メンズショップ、ジュエリーショップ、シューズショップなどで、何を売っているのかを分けたものです。

 

《業態について》

 

営業形態の略で、同じ種類の商品やサービスをしていても、ビジネスのやり方は企業によって異なります。このビジネスのやり方の違いを「業態」と呼びます。

 

アパレル業界の業態について、

出店立地、店舗規模、店舗施設、店舗数、商品構成、価格政策、販売方法、調達方法など

 

一般的に使う業態 

 

出店立地: 百貨店・ファッションビル・ショッピングセンター・路面店

 

 

《出店立地(館)の種類での業態》 

 

百貨店: 阪急、阪神、高島屋、近鉄、大丸、伊勢丹、三越など

 

ファッションビル: ルクア、パルコ、エスト、丸井、ルミネ、ラフォーレ、ららぽーとなど

 

ショッピングセンター: イオン、イトーヨーカドー、コストコ、MOMOテラス

など

路面店: 関東では代官山、関西では南船場など

 

 

《出店立地(館)の特徴》

 

別紙

 

《一般的に使う業態》 

 

商品調達方法: SPAブランド・セレクトショップ

 

SPAブランド(製造小売業)は、自社ブランドの比率が高い

(オリジナルブランド・プライベートブランド)

 

セレクトショップは、他社ブランドの比率が高い

(バイイング商品)

 

 

《アパレル業界の歴史》

 

洋服はオーダーメイドで作られるのが一般的でした。

 

1960年代 既製服の普及

1970年代 ファッションビジネスの勢いDCブランド誕生

1980年代 東京コレクションがスタート

1990年代 インポートブームやセレクトショップの台頭

2000年代 ファストファッションの登場

 

《ファッションビジネスのしくみ(川上・川中・川下) 》

 

川上   原料の生産(製糸・防錆・染色)

↓(卸)

川中   商品企画・生産(アパレルメーカー・縫製メーカー)

↓(卸)

川下   小売業(専門店・デパート・WEB販売)

アパレルメーカーは、顧客の声が分からない。分業になっていて情報が分断されてる慢性的な課題があった。

 

《顧客の声(店頭情報)が本部に伝わらないことで起きる問題》

 

MD: 過剰在庫や欠品

デザイナー・パタンナー: 売れないデザイン

生産管理: 不良品・納期遅れ

物流管理: 運送費増加・梱包状態

販売促進: 販促活動が魅力なし

店舗運営: 接客・VMDのレベル低下

 

《ファストファッションとは、》

 

最新の流行をとりいれながら低価格におさえた衣料品を短サイクルで世界的に大量生産・販売するファッションブランドやその業態。

 

SPA(製造小売業)であることが多い。

 

ファストファッション

 

①最新の流行

②低価格

③短サイクル

④世界的に大量生産・販売

 

ZARA: 7490店、 H&M: 4968店、 ユニクロ:3445店、 GAP:3666店

 

SPA(製造小売業)とは、

Specialty store retailer of Private label Apparel

直訳すると「自社ブランドを販売するアパレル専門店」となります。

 

アパレルメーカーが商品企画、生産管理、販売管理を一貫して行い、プライベートブランド(PB)商品を取り扱うことで情報共有の徹底と物流システムの効率化を実現することが可能にした。

直営店(FC)のみの展開

《従来のアパレルとSPAブランドの違い》

 

従来

SPA

メーカー  ↓    商品企画  ↓

(分断)         ↓

商社や問屋 ↓    生産管理  ↓   商品企画から生産・販売まで一括管理

(分断)         ↓

小売チェーン↓    小売販売  ↓

(分断)

 

 

《プロダクトアウト・マーケットイン》

 

従来

プロダクトアウト

  • ブランドが売りたいものを作る。
  • ブランドの個性がはっきりしている。
  • 早期に展示会を開催し、バイヤーから注文をもらい生産、充分な生産期間で品質向上。
  • 生産期間(リードタイム)長い。
  • アパレルメーカー在庫ロスなし

⑥ 店頭在庫ロスが多い。

 

SPA(製造小売業)

マーケットイン

  • 顧客の欲しいものを作る。
  • 売れるものが分かってから作る。
  • 生産期間(リードタイム)短い
  • 品質が低くなる可能性あり。
  • 店頭の在庫ロスが少ない。

 

 

《SPAブランド(製造小売業)メリット》

 

①消費者のニーズがすばやく商品に反映出来るようになったこと

 

②大量生産体制が整えば、製造コストの管理も自社で行うことが可能となり、コストの

コントロールが可能

 

《SPAブランド(製造小売業)デメリット》

 

①商品の同質化

②価格競争の激化

 

「売れそうなもの」を作ってもダメ、ただ値段を下げてもダメ。

 

《SPAブランドの方向性》

 

脱・価格競争

脱・同質化

 

高い商品を作ることで差別化

 

《セレクトショップとは》

 

①一つのブランドだけではなく、いくつかのブランドを取り扱っているお店

②ブランドのようにデザイナーではなくバイヤーのセンスに任されている面があります。

③コンセプトに合わせて、バイヤー(仕入れる服を選ぶ人)のセンスで選んだ服を展開

 

主なセレクトショップ: ユナイテッドアローズ、ビームス、シップスなど

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Mr. Thanks 
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Content creator、School teacher of business fashion、Chef、Angler、