アパレル業界のオムニチャネル

Video training materials

 

《オムニチャネル》

 

オムニチャネルとは、実店舗やECサイト、SNSといったさまざまな販売チャネルを連携させて、顧客がどこからでも購入できるようにする販売戦略です。

 

「オムニ(omni)」は、全てを意味し、「チャネル(channel)」は、販売や伝達の経路を示しています。

 

《オムニチャネルのメリット》

 

①顧客満足度の向上

②顧客情報の一元化

③販売チャンスロスの減少

 

 

《オムニチャネルのデメリット》

 

①実店舗のショールーム化

②導入コストが高い

 

 

《オムニチャネルを実現するための課題》

 

いろんなサービス間の連携を実行するためには、各販売チャネルの連携・統合が重要

 

最も重要な課題として、

在庫管理

 

販売チャネル間の適正な在庫の管理や、顧客情報と購買情報の統合、物流の管理など、抜本的に業務を見直す必要があります。

 

 

《ユナイテッドアローズ》

 

① オンラインストアから実店舗の在庫が確認できる「店頭在庫表示」

② 店頭で顧客が迷って買わずにお帰りになる場合、帰宅後にその商品オンラインストアで見直していただく「品番メモのお渡し」

③ タブレットやスマートフォンで自店や他店の「在庫検索」

④ 実店舗とECの役割を明確に分けている。

 

 

《ユニクロ(強み:店舗が多い)》

 

アプリの利用において、件数ベースではECでの販売の約3分の1が「店舗受取」を利用

 

ECで購入したユーザーが、実店舗に足を運べば、他の商品も見れるので、店舗の売上も増えます。またECのデメリットの「商品を都合の良い時間に受け取りづらい」という悩みも解決。

 

※「ECサイトにしか置いていない商品」を用意することで、ECやアプリの利用率促進を図っています。

 

 

《アダストリア》

 

実店舗とEC両方を使うユーザーを増やす施策

実店舗とECのデータが連携

実店舗とスマホの両方を利用するユーザーが売上高の約40%を占める。

 

 

《ベイクルーズ(取り置きサービス)》

 

店舗とECの在庫を一ヵ所に統合しました。

全ての在庫が一つのデータベースで管理されることで、ほぼタイムラグがない状況で、どの店舗からでも、店舗在庫の取り置きがECサイトで予約できる。

 

 

《ZARA(物流と店舗の一体化)》

 

店舗の役割の変化として、店舗からすべて出荷するようになるかもしれないと思います。ZARAはECを除いては、各国に物流システムがあるわけではないので、出店していないエリアは本国から出荷していると聞いています。今後EC分も出荷をするとなると、倉庫を兼ねる店舗の在庫回転はさらに速くなりそうです。

 

 

《Amazon (会員制)》

 

Amazonではプライム会員は近くから早く届くけれども、プライム会員でないと遠くから日数をかけて来ることもあります。つまり、会員でない場合は、近くの物流センターに在庫があっても遠くからわざわざ出荷しています。

 

 

《オムニチャネルが必要な理由》

 

①売上を極限まで高めるため

②オムニチャネル導入で人手不足を解消する

③消費行動に対応

(ユーザーは24時間スマートフォンを使う)

 

 

《アパレル企業が売上を伸ばすには、オムニチャンネルが必要》

 

一人あたりの購入回数や客単価を高めるための最も効果的な打ち手である。

 

「実店舗とEC」の両方を利用するユーザーは、店舗だけ利用するユーザーよりも購入金額が3倍も高い。