商品企画の業務フロー
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《MDの業務》
MDとはマーチャンダイジング(Mer-chandising)の頭文字をとったもので、“商品化計画”を意味します。
製品や顧客動向、トレンドなど様々な調査分析を行うことで、商品開発から販売計画立案まで一括して管理する。
商品、品揃え、陳列、プライスなど顧客に満足してもらえるよう、商品企画や数字のコントロールをする役目があり、企業の利益に直結する重要なポジションです。
MD業務の重要なこと(5適)
① 商品、適正な商品
顧客に合った商品やアイテムになっているか
② 適正な場所
商品の配置や出店する場所は顧客にとって適した場所になっているか
③ 適正な時期
顧客が要求するタイミングで商品を提供できているか
④ 適正な数量
過不足のない数量を提供できているか
⑤ 適正な価格
ブランドコンセプトから想定できる価格になっているか
《MDの業務》
◇市場・トレンドの調査分析
◇自社ブランドの売り上げ状況
◇シーズンテーマの作成
◇商品展開の決定
◇売上や予算の設計
◇商品価格設定
◇生産計画 など…
《デザイナーの業務》
デザイン画
デザイン画は服の前面だけでなく、背面のイメージも具体化することで、よりスムーズに生産を進めることができます。他にも、生地の質感やファスナー・ポケットの有無、丈の長さ、こだわりや特徴のある部分の仕様を可能な限り細かく記載する。
イメージやコンセプトがざっくりしすぎていると期待通りの仕上がりにならない可能性もあるので納得がいくまでアウトソーシング先と相談をする必要があります。
サンプル作成~量産依頼
準備をしておいたイメージを元に、最終的なデザインを決定し、ファーストパターンと仕様書を作成
《パタンナーの業務》
パターン作成
仕様書作成
仕様書:生産に必要な生地資材、加工方法等を細かく記入した書類
ファーストパターンと仕様書をもとにファーストサンプルを作成
出来上がったサンプルから全体的なイメージをすり合わせ、必要に応じて修正を行い、マスターパターンを完成
パターングレーディングとは、マスターパターン(基本サイズの型紙)をサイズ展開する工程です。
マスターパターンをもとにして、デザインを損なわないようにグレーディングを行い、量産に向けた仕様書を完成させます
仕上がりを確認するための「先上げ」というサンプルを作成
デザインや使用する資材、パターンの確認、生地の縮みやプレス機の温度に至るまで、様々な項目をチェック
アパレルサンプルを依頼主が検収し、量産が開始
《生産管理の業務》
サンプル作成の時点で生地・資材を揃える
工場生産の手配、生産依頼
低コスト、短納期を実現させることが重要
裁断→縫製→仕上げ→検査
などのステップを踏み、
発送→納品
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