ビジュアルマーチャンダイジング(VMD)

Video training materials(動画教材)

 

《VMDについて》

 

売り場の基本は、「見やすく、選びやすく、買いやすく」

 

「VMD(ビジュアル・マーチャンダイジング)」

 

日本VMD協会の定義では、

「ショップコンセプトやシーズンマーチャンダイジング(商品化計画)の視覚表現による効果的な演出。」

 

簡単に言うとVMDとは、「売りたい商品を見えやすくして買いやすくすること。」

 

VMDとは視覚的な面からの販促とも言われていて、

ディスプレー(飾り付け)レイアウト(什器の配置、商品の陳列)も含みます。

 

各ブランドのVMDを考える際に、それぞれのブランドが何を強調して陳列、飾り付けすれば、ブランドの特色を差別化できるのかを考慮します。

 

顧客は、そのブランドの何を比較検討して商品を選びするのか?

使い方・機能、素材、色、柄、デザイン、サイズ、価格帯、ブランドなど、様々な観点で考えます。

 

 

《ゴールデンゾーン》

 

ゴールデンゾーンの把握と活用が売上アップのポイントです。

お客さまにとって、最も目につきやすく、手に取り易い場所

0.6m〜1.5mと言われています。

 

 

レイアウト(什器の配置)

 

レイアウトを考える時のポイントとして、顧客が見やすく、選びやすく、買いやすく

アパレルメーカーの視点でもう一つ加えると「顧客の滞在時間を長くすること」が重要です。

 

効果的なレイアウト(什器の配置)の例として、入店率を上げるレイアウト(レジ位置)

×販売スタッフの視線が入口からダイレクト。

○販売スタッフの視線が入口から外れている。

 

販売スタッフの目線を外すためにレジの位置を少しずらしたレイアウトにする。

入口を心地よい空間にして圧迫することなく、スムーズにお店にご入店いただけます。

 

顧客の滞在時間を長くするレイアウトが重要

 

客導線とは、店内で顧客が歩く道のこと

 

 

《VMDの基本的な考え方(キーワード)》

 

1.「夢」「楽しさ」「憧れ」が伝わる売場

2.お客様が快適な気分になれる売場(整理整頓)

3.欲しい商品がすぐに買える売場

4.売りたい商品が目立っている売場

5.他店と差別化されたオリジナル性を持った売場

 

最終目標は、売上アップ、計画達成、利益を上げること

 

 

《3つの重要な専門用語》

 

VP(ヴィジュアル・プレゼンテーション)

PP(ポイント・オブ・セールス・プレゼンテーション)

IP(アイテム・プレゼンテーション)

 

 

【VP(ヴィジュアル・プレゼンテーション)】

 

魅力的な演出の場=見せ場

 

ブランドのコンセプトやイメージを前面に打ち出し、来店のきっかけを作るという考え方です。VPにおいては特に、店舗の通路に面している部分のディスプレイやショーウィンドウを重要視しています。

 

 

【PP(ポイント・オブ・セールス・プレゼンテーション)】

 

分かりやすい提案の場=見せ場

 

おすすめ商品や人気商品を目につき易いところに配置し、店内の行動の導線を作るという考え方です。マネキンなどを用いて顧客の興味を引くことが重要です。

 

 

【IP(アイテム・プレゼンテーション)】

 

買いやすい陳列の場=売る場

 

商品を手に取りやすい環境を作るという考え方です。例えば、似たような商品を近くに並べて比較できるようにする、色やサイズは規則的に陳列する、といったことが商品を購入してもらうために効果的です。

 

 

売上をアップするVP、IP

 

トルソーなどに飾り、

VP+IP(トルソー+ラック(棚))、PP+IP(トルソー+ラック(棚))

にて売上を作ることが基本。

 

 

 

《VMDの種類として》

 

【トレンドを主体としたVMD】

 

トレンドを強くアピールし効果的に訴求していける。タイミングは年2回ある。

シーズンの始まりである2月(春)と9月(秋)の2回(トレンドショップは1月と8月)

 

・トレンド訴求のポイント

 

1.シーズントレンドが取り入れられているか。

2.トレンドカラーが提案されているか。

3.コーディネートにオリジナリティーがあるか。

(他店、他ブランドの差別化ができているか)

4.トータルコーディネートの提案が出来ているか。

5.シーン設定のビジュアルが明確に伝わっているか。

 

 

【ライフシーンを主体としたVMD】

 

VMDを見て「こんな生活がしたい」

「こんな場所に行きたい」「こんな楽な服で家事をしたい」などライフシーンを連想させること。そして服と行動がマッチできれば成功です。

 

 

【素材、柄マーチャンダイジングを主軸としたVMD】

 

VMDを実践するにあたり、素材や柄をテーマ軸に売場を編集すると、その店の方向性を分かり易く訴求することができる。

シーズンに打ち出す素材や、特に注目されている柄を主軸にしたVMDは効果的です。

 

 

《重要なMDの業務》

 

・MD設計:いつ何を販売するのか?

・棚割り:店内のどこに何をどのように置くのか?

 

店舗の広さ

 

  • ●坪、●●㎡

(平米、平方メートル)で表現

※1坪=3.306㎡、 1㎡=1m×1m

 

・什器配置: 棚、ラック、トルソー、ステージ、レジ、フィッティングルーム

・展開SKU数: どれくらいの商品数を展開しているか?

 

 

《SKU》

 

SKUとは、

stock keeping unit

(ストック・キーピング・ユニット)の略

在庫管理を行うときの最小の単位

 

SKU(最小単位) = 品番(デザイン数)× サイズ × カラー

36SKU  = 4 × 3 × 3

 

 

《アイテム別 カラー×サイズ展開》

 

例えば、

アウター : 3カラー × 3サイズ

ワンピース: 3カラー × 1サイズ

 

ブランドのターゲット客層よって、カラー数×サイズ数を設定。

売上の増減要因となります。