アパレル業界のキーワード「差別化戦略」

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差別化と同質化

 

経営についてのビジネス本では、さまざまな経営戦略のりろんやフレームワークが紹介されていますが、全て「差別化」のために書かれていると言っても過言でないと思います。

「差別化」の反対語は、「同質化」です。

同質化とは、競合他社と似たり寄ったりの製品・サービスを顧客に提供することを言います。

競合他社と同じモノであれば、顧客がそのブランドの製品やサービスを選ぶ理由は何もありません。

その中で、勝ち残るには、プライスを下げて顧客に選んでもらうしかないのです。

その結果、意味のない価格競争が起こり利益の出ない水準までプライスが下がってしまいます。

簡単に言えば、「差別化」ができなければ、価格競争に巻き込まれ、利益が出なくなってしまい、「同質化」の競争では儲からないのです。

 

差別化しないと同質化競争に巻き込まれてジリ貧になることは間違いないです。

しかし、差別化とは、他社あるいは今までの自社の製品やサービスとは違うことで、自社がやったことがないアクションをとることになるので、当然ながら失敗する確率は高くなります。

実際、差別化を目的とした新規事業は、ほとんどが失敗している状況です。

 

成功例

 

アパレル業界では、「顧客は他人と同じ服を着たり、毎年同じデザインの服を着るのも嫌がる」という常識がありました。

すなわち、多品種少量生産で毎年新しいデザインを生産することで、収益が悪化することを意味します。

しかし、ユニクロは、その前提をくつがえし「性別・年齢・地域・文化・流行に関係なく、多数の顧客が良いと思う服が存在する」という前提で、大量生産し、良質で低価格な服を提供し成功しているのです。

 

まとめ

 

これからのアパレル業界のキーワードとして、「常識や前提をくつがえし他社との差別化を行うこと」