この授業で伝えたいこと

みなさんは「リーダーシップ」と聞くと、どのような人物を思い浮かべるでしょうか。

成績が優秀な人、話が上手な人、強い決断力を持つ人、あるいは多くの部下を率いる経営者かもしれません。しかし、AIが急速に進化する現代では、リーダーに求められる役割が大きく変わり始めています。

これまでは知識量や専門技術の高さがリーダーの価値とされてきました。しかし現在では、AIが文章を書き、企画を考え、デザインを作り、分析まで行えるようになっています。そのため、単純な知識やスキルだけでは差別化が難しくなっています。

では、人間のリーダーにしかできないことは何でしょうか。

それは「意味を創ること」です。

なぜこの活動をするのか。なぜこの組織は存在するのか。どんな未来を目指しているのか。その問いに答え、人々の心を動かし、共感を生み、仲間を集めることがリーダーの役割になります。

本日の授業では、AI時代だからこそ重要になる「思想を持つリーダーシップ」について学びます。人は何に共感し、なぜ人についていくのか。強い組織やコミュニティはどのように生まれるのか。そして未来への希望を語れるリーダーになるためには何が必要なのか。

皆さん自身が将来、会社やチーム、地域社会の中で人を導く立場になったときに役立つ、新しい時代のリーダーシップについて一緒に考えていきましょう。※毎日、ファッションビジネスの授業を、動画とテキストでわかりやすく学びたい方は、ぜひメルマガにご登録下さい。(無料・いつでも解除可能)→Substack

 

By EIC_Mr.S

私は神戸で生まれ、1986年にアパレル業界に入りました。当時の日本は、ファッション業界が大きく成長していた時代です。作れば売れる、そんな勢いのある市場でした。 しかし1991年、バブルが崩壊します。それまで順調だった業界は、一気に厳しい時代に入りました。 「なぜ売れないのか」「どうすればブランドは生き残れるのか」 その答えを探しながら、営業、商品企画、事業づくりに取り組み続けました。 その後、私は海外事業に挑戦することになります。台湾や香港で経営を任され、アジア市場で事業を展開しました。 しかし海外では、日本の成功モデルは通用しません。気候も、体型も、文化も、すべて違うからです。 商品も、組織も、販売方法も、すべてゼロから作り直す必要がありました。 多くの失敗も経験しました。しかしその経験が、ファッションビジネスの本質を教えてくれました。 それは 「売上ではなく、ブランドの仕組みがすべてを決める」 ということです。 現在は経営コンサルタントとして企業の支援を行いながら、専門学校の講師として学生にも授業をしています。 なぜ教育をしているのか。 それは、私が経験してきたことを次の世代に伝えたいからです。 アパレル業界を、少しでも良くしたい。 その想いで、私は今もファッションビジネスに向き合い続けています。