この授業で伝えたいこと
皆さんは「良い商品を作れば売れる」と考えていませんか。しかし、マーケティングでは「どこで売るか」という立地戦略が、商品の価値や企業の利益を大きく左右します。同じ商品でも、立地によって売れ方は大きく変わるからです。
今回紹介するのは、ローソンが団地の中に新たにオープンした「ハッピーローソンタウン」です。この店舗は、単なるコンビニではありません。高齢化が進む団地の課題を解決するために、スーパーのような生鮮食品、宅配サービス、オンライン診療、調剤薬局、地域交流スペースなどを組み合わせた新しい店舗です。つまり、「商品を売る場所」ではなく、「暮らしを支える場所」へと進化しています。
これから人口減少が進む日本では、どこでも同じ店を作る時代は終わります。地域ごとに異なる課題を理解し、その地域に合わせた商品やサービスを提供することが重要になります。これはアパレル業界でも同じです。都会の店舗、郊外の店舗、観光地の店舗では、お客様のニーズが異なるため、売る商品も接客も変えなければなりません。
今回の授業では、ローソンの事例から立地戦略の考え方を学び、「立地」ではなく「地域課題」を見るマーケティングについて考えていきます。
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