外食産業の競争激化、コロナ禍を経て、外食産業は、大きな変革期を迎えています。業界全体で「店舗の大量閉鎖」、「需要の多様化」、「収益モデルの再構築」が課題となっています。
いきなりステーキの失敗から学ぶ 「いきなりステーキ」は、立ち食いステーキの斬新さで急成長しましたが、店舗の急拡大戦略が、裏目に出て業績は低迷。

今回の新業態のヒトリすき焼きは、個人向け特化のコンセプトで、1人で気軽に高品質な食事を楽しむ、というコンセプトを前面に打ち出しています。個人客を、ターゲットにした設計で、プライバシーと特別感を両立しています。
これまでの消費行動は、家族や社会の中でのステータスを重視する、「他者基準」が主流でした。しかし、近年のトレンドを見ると、「自分基準」と「身内型」といった消費傾向が強まっています。今回の外食業界の新業態は、パーソナライズ化の強化と考えられます。では、授業を始めましょう!

By EIC_Mr.S

私は神戸で生まれ、1986年にアパレル業界に入りました。当時の日本は、ファッション業界が大きく成長していた時代です。作れば売れる、そんな勢いのある市場でした。 しかし1991年、バブルが崩壊します。それまで順調だった業界は、一気に厳しい時代に入りました。 「なぜ売れないのか」「どうすればブランドは生き残れるのか」 その答えを探しながら、営業、商品企画、事業づくりに取り組み続けました。 その後、私は海外事業に挑戦することになります。台湾や香港で経営を任され、アジア市場で事業を展開しました。 しかし海外では、日本の成功モデルは通用しません。気候も、体型も、文化も、すべて違うからです。 商品も、組織も、販売方法も、すべてゼロから作り直す必要がありました。 多くの失敗も経験しました。しかしその経験が、ファッションビジネスの本質を教えてくれました。 それは 「売上ではなく、ブランドの仕組みがすべてを決める」 ということです。 現在は経営コンサルタントとして企業の支援を行いながら、専門学校の講師として学生にも授業をしています。 なぜ教育をしているのか。 それは、私が経験してきたことを次の世代に伝えたいからです。 アパレル業界を、少しでも良くしたい。 その想いで、私は今もファッションビジネスに向き合い続けています。