この授業で伝えたいこと
今回の授業で一番お伝えしたいことは、「コンセプト」と「ビジョン」は似ているようで、役割がまったく違うという点です。
多くの新ブランド開発では、「どんな商品を作るか」から考えてしまいます。しかし、本当に強いブランドは、「誰のどんな困りごとを解決したいのか」、そして「どんな未来を作りたいのか」から考えています。
コンセプトとは、“今のお客様の悩みを解決する設計図”です。つまり、「誰に、何を、どのように届けるのか」を整理したものです。
一方、ビジョンとは、“未来の理想世界”です。そのブランドが広がることで、「社会がどう変わるのか」を示すものです。
つまり、
コンセプト=現在の課題解決
ビジョン=未来の理想世界
という違いがあります。
現在は、モノが溢れている時代です。品質だけでは差別化が難しくなっています。そのため、お客様は「何を売っているか」だけではなく、「どんな考え方を持っているブランドか」で選ぶようになっています。
さらにAI時代になると、広告制作や分析、商品提案は自動化されていきます。だからこそ、人にしか作れない「想い」「共感」「世界観」が重要になります。
今回は、新ブランド開発に必要な「コンセプトの作り方」と「ビジョンの作り方」を比較しながら、これからの時代に必要なブランド設計について学んでいきます。
