この授業で伝えたいこと
今回は、私たちにとって身近な食品である「ふりかけ」から、これからのマーケティングについて考えてみましょう。
ふりかけと聞くと、「安い」「手軽」「白いご飯にかけるもの」というイメージを持つ人が多いと思います。ところが今、1,000円を超えるような「高級ふりかけ」が注目されています。
ここで不思議に思いませんか。
物価が上がり、生活費の負担が増えているなら、消費者は安い商品ばかりを選びそうです。しかし実際の消費者は、すべてを節約しているわけではありません。普段は節約しながらも、「ここにはお金を使いたい」「少しだけ良いものを楽しみたい」と考えています。
これが「メリハリ消費」であり、その中から「プチ贅沢」という市場が生まれています。
大切なのは、「高いから売れない」と決めつけないことです。
素材、産地、ストーリー、デザイン、限定性、ギフト性などを加えることで、普通の商品でも新しい価値を生み出すことができます。
今日の授業では、高級ふりかけのヒットから、「値下げではなく価値を上げて売るマーケティング」を学び、それを皆さんが学んでいるファッションビジネスにも置き換えて考えていきましょう。
