この授業で伝えたいこと
今回は、ニューバランスの「ローファースニーカー」を題材に、異なる価値を一つの商品に融合するマーケティングについて考えていきます。
ローファースニーカーの面白さは、革靴のような「きちんと感」と、スニーカーの「歩きやすさ」を一つにしたことです。
つまり、単に新しいデザインの靴を作ったのではありません。
「オンにも使える」「オフにも使える」という、今まで分かれていた二つの使用シーンを一つの商品でつないだことが重要なのです。
マーケティングで考えると、これは「価値の掛け算」です。通勤する人、カジュアルに履きたい人、ファッションを楽しみたい人など、複数の顧客を一つの商品で取り込める可能性があります。
さらに、用途が広く、他の商品と比較されにくくなれば、価格競争から抜け出しやすくなります。定価販売が増えれば粗利率が改善し、SKUや在庫を効率化できれば経費削減にもつながります。
今日覚えてほしいのは、
「一つの商品に二つ以上の価値を持たせることで、新しい市場をつくることができる」
という考え方です。
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