この授業で伝えたいこと
私たちは普段、「値上げ=悪いこと」と考えがちです。しかし企業経営の視点で見ると、値上げは利益を守り、事業を継続するための重要な経営判断です。
特にアパレル業界では、原材料価格の上昇、人件費の高騰、物流費の増加、円安による輸入コスト上昇など、さまざまな要因によって製造原価が上昇しています。企業が価格を据え置けば利益は減少し、最終的には商品開発やサービス向上に投資できなくなります。
一方で、単純な値上げは顧客離れを招く可能性があります。そのため企業は、商品の価値を高めながら価格を上げる「価値訴求型値上げ」や、機能追加・品質向上を伴う「付加価値型値上げ」を行っています。
2026年現在、多くの企業は生成AIやDXを活用し、生産性向上によってコスト増を吸収しようとしています。しかし、それだけでは限界があり、適正な価格設定がますます重要になっています。
本授業では、アパレル業界を中心に、なぜ値上げが必要なのか、製造原価はどのように構成されているのか、企業はどのように価格を決めているのかを学びます。そして、マーケティングの本質である「価格ではなく価値を売る」という考え方を理解し、将来の商品企画やブランド運営に活かせる知識を身につけてほしいと思います。
※毎日、ファッションビジネスの授業を、動画とテキストでわかりやすく学びたい方は、ぜひメルマガにご登録下さい。(無料・いつでも解除可能)→Substack
