# **この授業で伝えたいこと**
現在、多くの企業では、「経験」や「勘」だけに頼って経営を行う時代から、「データを根拠に意思決定を行う時代」へと大きく変化しています。この考え方を**データドリブン(Data Driven)**と呼びます。私たちが毎日利用しているクレジットカードやQRコード決済、ECサイト、SNS、検索サービスなどは、すべて膨大なデータを生み出しています。企業は、そのデータを分析することで、お客様が「いつ」「どこで」「何を」「なぜ購入したのか」を理解し、商品開発や店舗運営、広告、サービス改善へとつなげています。
今回の授業では、楽天カード、PayPay、Visa、Mastercard、LINEヤフーなどの事例を通して、「企業が本当に集めたいものはポイント利用ではなくデータである」という考え方を学びます。また、AIやビッグデータを活用した農業やマーケティングの最新事例から、データが新しい価値を生み出していることも理解していきます。
ファッション業界でも、POSデータ、ECサイト、会員アプリ、SNS分析などを活用することで、お客様一人ひとりに合った商品提案や販売戦略が可能になっています。しかし、データは集めるだけでは意味がありません。数字の背景を考え、「なぜそうなったのか」「次に何を改善するべきか」を考えることが重要です。これからの時代は、「経験」と「データ」の両方を活用し、営業利益を高めることのできる人材が求められています。本日の授業では、その基本となるデータドリブンの考え方を一緒に学んでいきましょう。
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