この授業で伝えたいこと
卒業アルバムは、単なる学校生活の記録ではありません。時代の変化とともに、その役割や価値は大きく変化しています。かつては「全員が同じ内容のアルバムを持つこと」が当たり前でしたが、現在は一人ひとりの思い出や個性を大切にする時代になっています。
マーケティングの世界では、消費者の価値観が「モノ消費」から「コト消費」、さらに「意味消費」へと変化していると言われています。人々は単に商品を購入するのではなく、その商品を通じて得られる体験や感動、そして共感できるストーリーに価値を感じるようになっています。
卒業アルバム業界も同様です。少子化によって市場が縮小する中、企業は価格競争だけでは生き残れなくなりました。そのため、パーソナライズ化やデジタル化によって新たな価値を創造しています。個人ごとの思い出を反映したアルバムや、スマートフォンで閲覧できるモバイルアルバムなど、新しいサービスが次々と登場しています。
本授業では、卒業アルバム市場を事例として、顧客ニーズの変化を読み取り、新しい価値を創造するマーケティングの考え方を学びます。そして、成熟市場や縮小市場であっても、発想を変えることで新たな成長機会を生み出せることを理解してほしいと思います。
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