この授業で伝えたいこと
私たちは普段、自動販売機で飲み物を買うとき、商品のラベルをあまり意識していないかもしれません。しかし、そのラベルにはブランド名や商品名だけでなく、成分表示や容量、企業のメッセージなど、多くの情報が詰め込まれています。つまり、ラベルは商品の「顔」であり、マーケティングにおいて非常に重要な役割を果たしています。
今回、経済産業省のルール改正により、自動販売機でもラベルレス飲料の販売が可能になりました。これはプラスチックごみの削減やリサイクル効率の向上を目的とした循環型経済(サーキュラーエコノミー)の取り組みです。一方で、ラベルがなくなることで、ブランドの見分けがつきにくくなったり、商品の情報を伝えにくくなったりするという新しい課題も生まれています。
マーケティングでは、「環境に優しい商品を作れば売れる」というわけではありません。お客様に価値を伝え、安心して購入してもらう工夫が必要です。そのためには、自動販売機のPOPやデジタル表示、QRコード、ブランドカラーなど、ラベル以外の方法で価値を伝える発想が求められます。
今回の授業では、ラベルレス飲料を通して、環境配慮とブランド戦略をどのように両立させるのかを考えます。そして、これからのファッション業界でも重要になる「サステナブルでありながら選ばれるブランドづくり」について学んでいきましょう。
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