この授業で伝えたいこと
今回は、世界で急成長したSHEIN(シーイン)とTemu(テム)を取り上げます。
この2社を見ると、どうしても「とにかく安い会社」「商品数がものすごく多いEC」という印象を持つと思います。しかし、マーケティングを勉強する皆さんには、もう一歩深く見てほしいのです。
大切なのは、「なぜ安くできるのか」「どこで利益を生み出そうとしているのか」というビジネスの仕組みです。
SHEINは、最初から大量生産するのではなく、少量を作って市場に出し、売れた商品だけを追加生産することで在庫リスクを抑えます。一方、Temuは非常に多くの商品を集め、低価格と買い物を楽しませる仕組みによって、まず利用者と取引規模を拡大しようとします。
つまり、同じ「安いEC」に見えても、戦略は同じではありません。
そして重要なのが、その戦略の持続性です。安さだけを追求すると、環境問題、品質、安全性、生産背景、ブランドへの信頼など、新しい課題が生まれます。
今回の授業では、SHEINとTemuの成功だけを見るのではなく、「売上を増やすこと」と「利益が残ること」は違うという視点から、これからのファッションビジネスに必要な戦略を考えていきましょう。
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