この授業で伝えたいこと
今回は、カシオ計算機の腕時計事業を取り上げます。カシオと聞くと、多くの人は「G-SHOCK」を思い浮かべるでしょう。しかし現在の成長を支えているのは、G-SHOCKだけではありません。手頃な価格とレトロなデザインを持つ「CASIO WATCH」も、若者や女性、海外のお客様から支持されています。
カシオは、ブランド価値と利益率を高めるG-SHOCKと、幅広い顧客に販売数量を伸ばすCASIO WATCHを組み合わせる「2軸のブランド戦略」を進めています。
さらに、成長が難しくなった事業から撤退し、そこで培った技術をAIペットロボット「Moflin」に生かしています。この事例から学んでほしいのは、強い商品を守るだけでは企業は成長し続けられないということです。
顧客の変化を見つけ、ブランドの役割を分け、限られた人材や資金を成長分野へ移す必要があります。そして、過去の技術を新しい顧客価値へ変換することも大切です。
カシオの戦略を通して、「選ばれる理由」と「利益を生み出す仕組み」を一緒に考えていきましょう。
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