Mr.Thanks
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みなさん、「SKU(エスケーユー)」って聞いたことありますか?
これは「ストック・キーピング・ユニット」の略で、在庫を管理するときの一番細かい単位のことを指します。たとえば、同じTシャツでも、色やサイズが違えば、それぞれ別のSKUとして管理されるんですね。

で、お店の陳列に関係する言葉で「FKU(エフケーユー)」っていうのもあります。これは「フェイス・キーピング・ユニット」の略で、実際に店頭に並んでるSKUのことなんです。つまり、お店の棚にどの色、どのサイズが何個並んでるか、っていうのを管理するための考え方です。

物流や倉庫の現場では、SKUごとに「JANコード」っていうバーコードを使って商品を管理するのが一般的です。レジでもピッて読み取るアレですね。

それから、ユニクロやGUを運営してるファーストリテイリングは、2018年の春夏商品から、全商品に「RFIDタグ」っていうICチップをつけて管理を始めました。
これで何ができるかというと、箱を開けなくても電波で商品を読み取れたり、棚卸しがめちゃくちゃ早く終わるようになったんです。

要するに、SKUは「モノを細かく管理するための番号」FKUは「店頭に実際に出てるやつ」、RFIDは「ハイテクな在庫管理の武器」って感じですね!


https://youtu.be/O00sGlMlsf4

By 編集長

大手アパレルメーカーで30年間勤務し、国内では営業・商品企画・事業企画・他社とのコラボレーションを推進する部門、そして約14年間で海外にて2カ国の法人社長を経験。その後、経営コンサルティング会社に転職し、アパレル以外のビジネスの知見を深め、現在は、コンサルティング会社を起業し、本業に加えファッション系の専門学校で教示している。アパレル業界を目指す全ての方々に実践的なノウハウを伝授したいと思っています。