SWOT分析とPEST分析は、売上を伸ばすための「現在地の把握」と「打ち手の選択」に直結するフレームです。現場では「売れている・売れていない」という結果だけを見がちですが、本当に重要なのは「なぜそうなっているのか」を構造的に理解することです。PEST分析で市場の大きな流れを読み取り、その中で自社にとってのチャンスとリスクを見つける。そしてSWOT分析で、自社の強み・弱みと掛け合わせることで、「どこで売上を取りに行くか」「どこを捨てるか」を判断します。
例えば少子高齢化という社会変化は、単なる市場縮小ではなく、新しい顧客層の拡大でもあります。この変化をどう捉えるかで、売上は大きく変わります。つまり分析とは、机上の理論ではなく、「売れる場所を見つけるための実務ツール」です。本講義では、売上視点でこの2つの分析をどう使い、どう意思決定につなげるのかを整理していきます。
