この授業で一番伝えたいのは、「売上は売り場ではなく、商品計画の段階でほぼ決まっている」という考え方です。多くの人は、売上を上げるために接客やVMD、販促を重視しがちですが、実はその前の段階であるMD(マーチャンダイジング)が最も重要です。どのタイミングで、どんな商品を、どれくらい仕入れるのか。この設計が間違っていれば、どれだけ努力しても売れ残りや値下げが発生し、結果として売上も利益も下がってしまいます。そこで重要になるのが「消化率」と「ランキングMD」です。売れる商品に集中し、売れない商品を減らすことで、効率的に売上を伸ばすことができます。また、顧客のニーズは「生活」と「ファッション」の両面から成り立っており、それを理解することが商品企画の出発点になります。この授業では、数字と感性の両方を使って、売れる仕組みを設計する考え方を学んでいきます。
