この授業で伝えたいこと
今回の授業では、ファミリーマートの新しい店舗「ファミマパーク麻布」を通して、コンビニ業界が大きな転換期を迎えていることを学びます。これまでコンビニは、「近くにある」「すぐ買える」「便利である」という価値によって成長してきました。しかし、日本全国に店舗が増えた現在では、新しい店舗を増やすだけでは大きな成長が難しくなっています。そのため企業は、「便利だから行く店」ではなく、「その店に行くこと自体が目的になる店」へと進化しようとしています。
今回の事例では、限定商品、おしゃれな店舗デザイン、カフェスタンド、アパレル、試着室、多言語対応など、これまでのコンビニにはなかった新しい取り組みが数多く導入されています。これらは単なる設備ではなく、お客様に新しい体験価値を提供し、「また来たい」「誰かに紹介したい」と思ってもらうためのマーケティング戦略です。
この考え方はコンビニだけではありません。アパレル業界でも、商品を販売するだけでは選ばれなくなり、お店で過ごす時間やブランドの世界観、接客、SNSで共有したくなる体験などが重要になっています。
今回の授業では、「体験価値」「ブランド」「客単価」「地域戦略」「インバウンド」「店舗マーケティング」などの視点から、新しい時代の店舗づくりについて一緒に考えていきましょう。
