Mr.Thanks
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他社との差別化が難しい現代において、多くの日本ブランドが銀座にフラッグシップショップをオープンし、訪日外国人富裕層をターゲットにブランドの世界観を演出しています。今回は、その中でも、オリンピックという世界的なイベントを活用し、新しい業態でブランドイメージを確立する戦略を進めているケースを紹介します。

シャンゼリゼ通りに、日本のブランド「オニツカタイガー」が初めて進出しました。オープンしたのはシューズやアパレルではなく、ホテルです。このホテルは、ブランド75周年を記念して期間限定でオープンし、黄色と黒を基調としたアイテムや、オリジナルのアメニティを提供しています。ホテルは、日本の文化を体験できる場として設計され、欧州市場でのブランド拡大を目指しています。オニツカタイガーは、シャンゼリゼ通りに進出している他の高級ブランドと競いながら、世界中で愛されるライフスタイルブランドを目指しています。

By EIC_Mr.S

私は神戸で生まれ、1986年にアパレル業界に入りました。当時の日本は、ファッション業界が大きく成長していた時代です。作れば売れる、そんな勢いのある市場でした。 しかし1991年、バブルが崩壊します。それまで順調だった業界は、一気に厳しい時代に入りました。 「なぜ売れないのか」「どうすればブランドは生き残れるのか」 その答えを探しながら、営業、商品企画、事業づくりに取り組み続けました。 その後、私は海外事業に挑戦することになります。台湾や香港で経営を任され、アジア市場で事業を展開しました。 しかし海外では、日本の成功モデルは通用しません。気候も、体型も、文化も、すべて違うからです。 商品も、組織も、販売方法も、すべてゼロから作り直す必要がありました。 多くの失敗も経験しました。しかしその経験が、ファッションビジネスの本質を教えてくれました。 それは 「売上ではなく、ブランドの仕組みがすべてを決める」 ということです。 現在は経営コンサルタントとして企業の支援を行いながら、専門学校の講師として学生にも授業をしています。 なぜ教育をしているのか。 それは、私が経験してきたことを次の世代に伝えたいからです。 アパレル業界を、少しでも良くしたい。 その想いで、私は今もファッションビジネスに向き合い続けています。