この授業で伝えたいこと
今回は、ユニクロの古着戦略から、「一度売った商品を、もう一度価値に変える」という新しいファッションビジネスについて考えていきます。これまでアパレル業界では、新しい商品を作り、たくさん販売することで売上を伸ばしてきました。しかし、大量生産は売れ残りを生み、値引きや廃棄につながり、結果として営業利益を圧迫します。そこで重要になるのが、「すでに存在する服」を資源として考える発想です。資料では、回収した服を洗浄・検品し、染め直しやリメイクを行い、一点モノの商品として再販売する考え方が紹介されています。つまり、古着を単なるリサイクルやCSRではなく、新しい商品、新しい顧客体験、新しい利益を生み出す可能性として捉えるのです。
ここで学生のみなさんに考えてほしいのは、「古着を売ること」そのものではありません。大切なのは、今までコストだと思っていたものを、どうすれば価値に変えられるのかというマーケティングの発想です。これからのファッションビジネスでは、「新しいものを作る力」と同じくらい、「すでにあるものの価値を再設計する力」が重要になっていくと考えてみましょう。
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