この授業でつたえたいこと
今回は、イッセイ ミヤケの世界観、表参道・青山の出店、新ブランド開発を通して、企業が自分たちの強みをどう育て、新しい顧客と長期的な利益につなげるのかを学びましょう。イッセイ ミヤケには、プリーツの衣服、三角形のピースを使ったバッグ、折り構造を生かした服など、特徴の異なるブランドがあります。しかし、その奥には「一枚の布」から人の生活を豊かにするという共通の思想があるのです。注目したいのは、商品だけでなく、店舗空間や接客まで含めて価値を伝える仕組みでしょう。店舗は販売の場所であると同時に、素材に触れ、試着し、ブランドへの理解を深める場所にもなります。一方、店舗を増やせば、家賃や内装、人件費などの負担も増えるため、売上だけで成功を判断することはできません。研究開発や人材育成に使ったお金が、独自の商品、分かりやすい接客、再購入につながるかを長期的に考える必要があります。この授業では、世界観を顧客の具体的なメリットに変える方法と、ブランドごとの役割を分ける考え方を整理します。最後は、自分が選んだアパレルブランドの強みを使い、新ブランドや服以外の新業態を提案してみてください。
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