この授業で伝えたいこと

自動運転の競争は、「どの会社のAIが一番大胆に走れるか」だけを比べる競争ではありません。大切なのは、AIが便利な運転を実現しながら、想定外の場面では危険な動きを止められること、そして事故が起きにくい道路や街の仕組みまで整えることです。トヨタが2028年から一部車種への搭載を目指す「レベル2++」では、AIによるE2E(エンド・ツー・エンド)の運転支援に、安全上の制約を加える「ガードレール」を組み合わせます。ただし、レベル2++は公的な正式レベル名ではなく、運転の責任はドライバー側にあり、継続的な監視と即時の介入が必要です。さらにトヨタは、Woven City(ウーブン・シティ)でクルマ・人・インフラをつなぎ、交通事故ゼロを目指しています。この事例から、安全はコストではなく、信頼、販売、継続収入、ブランド価値を生み出す長期投資になり得ることを学びましょう。同時に、技術投資の費用対効果、量産によるコスト低下、人材育成、人的生産性、自治体との連携まで考え、マーケティングと経営を一つにつなげて理解します。

※ website ※ ポッドキャスト  ※ WEBテキスト ※ レポート ※ メルマガ ※ LINEスタンプ

By EIC_Mr.S

私は神戸で生まれ、1986年にアパレル業界に入りました。当時の日本は、ファッション業界が大きく成長していた時代です。作れば売れる、そんな勢いのある市場でした。 しかし1991年、バブルが崩壊します。それまで順調だった業界は、一気に厳しい時代に入りました。 「なぜ売れないのか」「どうすればブランドは生き残れるのか」 その答えを探しながら、営業、商品企画、事業づくりに取り組み続けました。 その後、私は海外事業に挑戦することになります。台湾や香港で経営を任され、アジア市場で事業を展開しました。 しかし海外では、日本の成功モデルは通用しません。気候も、体型も、文化も、すべて違うからです。 商品も、組織も、販売方法も、すべてゼロから作り直す必要がありました。 多くの失敗も経験しました。しかしその経験が、ファッションビジネスの本質を教えてくれました。 それは 「売上ではなく、ブランドの仕組みがすべてを決める」 ということです。 現在は経営コンサルタントとして企業の支援を行いながら、専門学校の講師として学生にも授業をしています。 なぜ教育をしているのか。 それは、私が経験してきたことを次の世代に伝えたいからです。 アパレル業界を、少しでも良くしたい。 その想いで、私は今もファッションビジネスに向き合い続けています。