この授業で伝えたいこと
今回は、アンドエスティHDグループの社内インフルエンサーを通して、「人」が商品を売る力について考えます。店員が着こなしをSNSや公式通販サイトで発信すると、お客様は商品を知るだけでなく、「私の体形でも似合いそう」「この人に相談したい」と感じます。その気持ちがサイトの閲覧、来店、試着、購入、再来店につながります。つまり、投稿は広告であり、接客の入口でもあるのです。
ただし、フォロワー数が増えれば必ず利益が増えるわけではありません。撮影や教育には時間と費用がかかり、売上が増えても値引きや返品が多ければ利益は残りません。そこで、店員の個性を尊重しながら、会社が育成や投稿の仕組みを整え、成果を確かめることが大切になります。
さらに、オンラインで生まれた親しみを店舗の体験やイベントにつなげ、他社の商品も集まる場を育てれば、会社の事業そのものを変える可能性があります。アパレルの強みは、服を仕入れる力だけではありません。お客様の悩みを聞き、似合う着こなしを提案し、信頼関係をつくる人の力です。この授業では、その力をマーケティング、人的生産性、営業利益の三つの視点で読み解き、自分たちならどんな店をつくるかまで考えましょう。
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