この授業で伝えたいこと
今回は、訪日外国人に向けた「日本らしい体験」を、マーケティングと経営の両方から考えます。東京の景色を見ながら回転寿司を楽しむ寿司バスと、銀座で相撲・和食・映像演出を一緒に味わう日楽座が事例です。寿司も相撲も、以前からある日本の文化ですよね。それでも、組み合わせ方や見せ方を変えると、旅行者が時間とお金を使いたい体験に生まれ変わります。大切なのは「外国人にはこれが人気だろう」と決めつけず、旅先で何をしたいのか、言葉や移動の不安は何か、何を思い出として持ち帰りたいのかを考えることです。一方で、話題になっても、設備費や人件費が大きすぎれば事業は続きません。お客様の満足、働く人の力、売上と営業利益を同時に見る必要があります。この授業では、体験の価値をつくる方法、価格の理由、費用対効果、人的生産性を順に学びます。最後には、アパレルブランドの強みを生かして、服を売るだけにとどまらない訪日客向けの新業態を考えてみましょう。
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