この授業で伝えたいこと
今回は、「新業態」をテーマに考えていきます。企業が成長を続けるためには、今までの商品をたくさん売るだけではなく、自社が持っている強みを使って、新しい市場をつくることが重要です。その分かりやすい事例が、青山フラワーマーケットを運営するパーク・コーポレーションの空間デザイン事業「parkERs(パーカーズ)」です。
花屋の仕事は、一般的には「花や植物を販売すること」です。しかし、植物についての知識、店舗づくりのデザイン力、植物を美しく見せる技術、そして植物を長く管理するノウハウまで広げて考えると、それらはオフィスや商業施設などの「空間づくり」にも活用できます。
特に注目したいのは、単純にオフィスへ植物を置くのではなく、「働く人がリラックスできる」「集中しやすくなる」「コミュニケーションが生まれる」といった、植物によって生まれる体験価値を提案していることです。
マーケティングでは、「自分たちは何を売っている会社なのか」を広く捉え直すことで、新しい市場が見えてきます。花を売る会社から、植物を使って働く環境をつくる会社へ。この発想の転換こそ、今回学んでほしい「新業態」の考え方です。
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