Mr.Thanks
Mr.Thanks
皆さん、こんにちは。今回の授業は「価格戦略の新常識」というテーマで、スターバックスの立地別価格設定を例に、アパレル業界にも応用できるマーケティング戦略についてお話しします。
スターバックスは、2025年2月15日から、一部店舗で価格を最大6%引き上げることを発表しました。物価高が続く中、コーヒー業界だけでなく、アパレルや外食産業など、あらゆる業界が価格の見直しを迫られています。
しかし、単純な値上げは、顧客離れを招くリスクもあります。
そこで、スターバックスが導入する、「立地ごとに価格を変える戦略」は、消費者の購買心理を考えた、スマートな価格設定の一例です。
今回は、この戦略をアパレル業界で、どのように応用できるのか? を詳しく解説していきます。

By EIC_Mr.S

私は神戸で生まれ、1986年にアパレル業界に入りました。当時の日本は、ファッション業界が大きく成長していた時代です。作れば売れる、そんな勢いのある市場でした。 しかし1991年、バブルが崩壊します。それまで順調だった業界は、一気に厳しい時代に入りました。 「なぜ売れないのか」「どうすればブランドは生き残れるのか」 その答えを探しながら、営業、商品企画、事業づくりに取り組み続けました。 その後、私は海外事業に挑戦することになります。台湾や香港で経営を任され、アジア市場で事業を展開しました。 しかし海外では、日本の成功モデルは通用しません。気候も、体型も、文化も、すべて違うからです。 商品も、組織も、販売方法も、すべてゼロから作り直す必要がありました。 多くの失敗も経験しました。しかしその経験が、ファッションビジネスの本質を教えてくれました。 それは 「売上ではなく、ブランドの仕組みがすべてを決める」 ということです。 現在は経営コンサルタントとして企業の支援を行いながら、専門学校の講師として学生にも授業をしています。 なぜ教育をしているのか。 それは、私が経験してきたことを次の世代に伝えたいからです。 アパレル業界を、少しでも良くしたい。 その想いで、私は今もファッションビジネスに向き合い続けています。