コロナ禍で好調セリア(100円ショップ)

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《コロナ禍で好調な小売業》
コロナ禍で増えた「おうち時間」を背景に、クオリティの高い雑貨が
ワンコインで買える100円ショップが好調。
《大手4社直近売上》
1位、ダイソー 5,262億円 3,620店舗
2位、セリア 1,987億円 1,679店舗
3位、キャンドゥ 730億円 1,123店舗
4位、ワッツ 519億円 1,355店舗
《セリア(100円ショップ) 》
2021年3月予測
売上1987億円
営業利益205億円
前期比16.4%増
従来予想の営業利益が、今期2度目の上方修正をして14億5000万円を上回る。
《セリアの差別化戦略》
100円ショップ業界の中で高利益率を誇る企業として注目されている。
販売する商品は全て100円という低価格でありながら、なぜ高利益を維持できている
のか。
《セリアの打ち手の共有》
- 顧客のニーズに合わせた商品展開
《集客に成功》
2020年 衛生用品(菓子類,飲料など)を強化
2020年 下半期から2021年上半期
コレクター向け商品などの嗜好品
SNSでの拡散に繋がった。
爆発的な人気を誇る鬼滅の刃シリーズ、女性人気の高い
マイメロディーグッズ、色違いのミッフィーなど
季節によって色々なシリーズを出し、顧客の次回来店を促すのに成功
- 価格の信頼
昨今、100円ショップとうたいつつも300円・500円・1000円商品が販売されるパターンも珍しくなくなりました。あくまでも100円均一にこだわるり、商品購入時の安心感を追求しています。
- セルフレジの導入
首都圏を中心とした62店舗にセルフレジを導入して業務の効率化を推進
2019年のキャッシュレス決済の普及に合わせて導入され客数増加に対応
- リアルタイムPOSシステムの導入
セリアの経営戦略として、100円ショップの中でもいち早くPOSシステムを導入しており、商品発注・在庫管理・シフト管理をコントロールしています。
機動的に売れ筋を入れ替え、客足を途切れさせない。デフレ下で成長した薄利多売の業態を、ビッグデータでもうかるビジネスに変えている。
- ECサイトに競合がいない
低価格で数を売る必要があるのでECサイトに競合がおらず、オンラインショップに顧客を取られる心配がほとんどない。