Mr.Thanks
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皆さん、こんにちは。2026年が始まり、小売業界を牽引する時価総額トップ3社の決算が出揃いました。今、私たちが向き合うべきは単なる「売上の大きさ」ではなく「営業利益の質」です。

原材料高や日中対立といった外部リスクが渦巻く中、なぜユニクロは過去最高益を叩き出し、セブンは停滞から抜け出せたのでしょうか。売上は「市場の支持」ですが、営業利益は「経営の知恵」の結晶です。流行に左右されやすいファッションビジネスにおいて、値引きに頼らず、いかに「正価」で利益を残すか。この3社の意思決定には、皆さんのブランドが明日から取り組むべきヒントが詰まっています。一緒に紐解いていきましょう。


By EIC_Mr.S

私は神戸で生まれ、1986年にアパレル業界に入りました。当時の日本は、ファッション業界が大きく成長していた時代です。作れば売れる、そんな勢いのある市場でした。 しかし1991年、バブルが崩壊します。それまで順調だった業界は、一気に厳しい時代に入りました。 「なぜ売れないのか」「どうすればブランドは生き残れるのか」 その答えを探しながら、営業、商品企画、事業づくりに取り組み続けました。 その後、私は海外事業に挑戦することになります。台湾や香港で経営を任され、アジア市場で事業を展開しました。 しかし海外では、日本の成功モデルは通用しません。気候も、体型も、文化も、すべて違うからです。 商品も、組織も、販売方法も、すべてゼロから作り直す必要がありました。 多くの失敗も経験しました。しかしその経験が、ファッションビジネスの本質を教えてくれました。 それは 「売上ではなく、ブランドの仕組みがすべてを決める」 ということです。 現在は経営コンサルタントとして企業の支援を行いながら、専門学校の講師として学生にも授業をしています。 なぜ教育をしているのか。 それは、私が経験してきたことを次の世代に伝えたいからです。 アパレル業界を、少しでも良くしたい。 その想いで、私は今もファッションビジネスに向き合い続けています。