この授業で伝えたいこと

日本は人口減少社会に入り、多くの地域で人口が減り続けています。これまでの行政は、人口増加を前提として道路や学校、公共施設を増やしてきました。しかし今後は、人口が減ることを前提に地域の仕組みを見直していく必要があります。その考え方が「スマートシュリンク(賢い縮小)」です。

スマートシュリンクとは、単純にサービスを減らすことではありません。限られた財源や人材を有効に活用しながら、住民の生活の質や幸福度を維持・向上させることを目指す考え方です。公共施設の統廃合やインフラの見直しを進める一方で、民間企業の力や新しい技術を活用し、より効率的なまちづくりを行います。

この授業では、人口減少が地域経営にどのような影響を与えるのか、なぜスマートシュリンクが必要なのか、そして企業や行政がどのような対応を進めているのかを学びます。人口減少を「衰退」と捉えるのではなく、新しい価値を創造する機会として考える視点を身につけることが目的です。

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By EIC_Mr.S

私は神戸で生まれ、1986年にアパレル業界に入りました。当時の日本は、ファッション業界が大きく成長していた時代です。作れば売れる、そんな勢いのある市場でした。 しかし1991年、バブルが崩壊します。それまで順調だった業界は、一気に厳しい時代に入りました。 「なぜ売れないのか」「どうすればブランドは生き残れるのか」 その答えを探しながら、営業、商品企画、事業づくりに取り組み続けました。 その後、私は海外事業に挑戦することになります。台湾や香港で経営を任され、アジア市場で事業を展開しました。 しかし海外では、日本の成功モデルは通用しません。気候も、体型も、文化も、すべて違うからです。 商品も、組織も、販売方法も、すべてゼロから作り直す必要がありました。 多くの失敗も経験しました。しかしその経験が、ファッションビジネスの本質を教えてくれました。 それは 「売上ではなく、ブランドの仕組みがすべてを決める」 ということです。 現在は経営コンサルタントとして企業の支援を行いながら、専門学校の講師として学生にも授業をしています。 なぜ教育をしているのか。 それは、私が経験してきたことを次の世代に伝えたいからです。 アパレル業界を、少しでも良くしたい。 その想いで、私は今もファッションビジネスに向き合い続けています。