この授業で伝えたいこと
今回は、私たちにとって身近な「回転寿司」を題材に、マーケティングとビジネスモデルについて考えていきます。
スシロー、くら寿司、はま寿司、かっぱ寿司。一見すると、どのお店も「寿司を安く提供する会社」に見えるかもしれません。しかし、実際には各社の戦い方は大きく違います。味や商品力で勝負する企業、食事をエンターテインメントに変える企業、調達・工場・物流まで含めた仕組みで強くなる企業など、それぞれが違う「選ばれる理由」をつくっています。
特に注目してほしいのは、回転寿司の競争力が「寿司そのもの」だけではないことです。コンベア、シャリロボット、タッチパネル、需要予測、物流、廃棄削減、キャラクターとのコラボなど、長い時間をかけて店舗全体の仕組みを進化させてきました。そして今、その仕組みが海外でも大きな価値を生み始めています。
アパレル業界でも同じです。良い服を作るだけでは十分ではありません。「商品+売場+接客+データ+物流+体験」を一つの仕組みにすることが、これからの競争力になります。今日の授業では、回転寿司から「商品ではなく、仕組みで差別化する」というマーケティングの考え方を学んでいきましょう。
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