この授業で伝えたいこと
今回は、「縫製工場は、どこで利益を生み出しているのか」を考えていきます。
縫製工場というと、「たくさん縫えば売上が増える」「忙しい工場ほど儲かっている」と思うかもしれません。しかし、実際の経営はそんなに単純ではありません。縫製工場では、受けた仕事の工賃(加工賃)が売上の基本になります。一方で、人件費、外注費、副資材、物流費、家賃、設備費、光熱費など、さまざまなコストが発生します。人手不足や賃金上昇などによって、現場を取り巻く環境も厳しくなっています。
そこで大切なのが、「売上を増やす」から「営業利益を残す」への発想転換です。
縫製工場の利益改善には、大きく3つの方法があります。①工賃単価を上げる、②生産性を上げる、③ロスを減らすことです。
これはアパレルブランドの経営にも共通します。「安くたくさん作る」だけではなく、価値を高め、ムダを減らし、限られた時間の中でより多くの利益を生み出す。この考え方を、縫製工場の数字から学んでいきましょう。
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