この授業で伝えたいこと
多くの人は「売れる商品を作れば成功する」と考えます。しかし、マーケティングでは「売れること」と「利益が続くこと」はまったく違います。一時的にヒットした商品でも、価格競争に巻き込まれたり、利益率が低かったりすると、長く続くビジネスにはなりません。
大切なのは、「何を売るか」ではなく、「どんな価値を届けるか」を設計することです。
アイスクリームは「冷たい食べ物」ではなく、「頑張った自分へのご褒美」という感情を売ることで高い価値を生み出しています。また、おにぎりは「安い主食」ではなく、「地域の素材」「できたて」「専門店」という価値を加えることで、高価格でも選ばれる商品へと進化しています。
さらに、利益を増やすためには、売上だけでなく、原価率・経費率・在庫・固定費・リピート率など、ビジネス全体を設計する視点が必要です。利益が増えれば、その利益を新しい商品開発や広告、ブランドづくりに投資でき、さらに価値が高まる好循環が生まれます。
この考え方は食品業界だけでなく、アパレル、雑貨、美容、サービス業など、あらゆるビジネスに応用できます。マーケティングとは広告ではなく、「利益が生まれ続ける仕組みを設計すること」です。
今日の授業では、アイスクリームとおにぎりという身近な商品を例に、「価値をつくる力」と「利益を生み続けるビジネスの考え方」を学び、自分たちが将来関わる業界に応用できるマーケティング思考を身につけていきましょう。
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