みなさんは「良いリーダー」と聞くと、どのような人物を思い浮かべるでしょうか。

強い決断力を持つ人でしょうか。それとも、人の話をよく聞く人でしょうか。あるいは、組織の仕組みを整える人かもしれません。

今回の授業では、戦国時代を代表する三人のリーダーである織田信長、豊臣秀吉、徳川家康を通して、「人を活かす力」について学びます。

興味深いのは、この三人が全く違うタイプのリーダーだったことです。しかし、それぞれが歴史を大きく動かしました。つまり、リーダーシップには正解が一つではないということです。

現代の企業でも同じです。新しい市場を切り開く信長型の経営者が必要な場面もあります。人をまとめる秀吉型のマネージャーが活躍する場面もあります。そして、組織を安定成長させる家康型のリーダーが求められる時代もあります。

大切なのは、自分の強みを知ること。そして、今の環境に合ったリーダーシップを発揮することです。

ファッション業界でも、店舗運営でも、ブランド経営でも、人を動かすのは結局「人」です。歴史を学ぶことは、過去を知るだけではなく、未来の仕事や人生に活かすための学びでもあります。

今回は戦国三傑から、自分らしいリーダー像について考えていきましょう。

 

※毎日、ファッションビジネスの授業を、動画とテキストでわかりやすく学びたい方は、ぜひメルマガにご登録下さい。(無料・いつでも解除可能)→Substack

By EIC_Mr.S

私は神戸で生まれ、1986年にアパレル業界に入りました。当時の日本は、ファッション業界が大きく成長していた時代です。作れば売れる、そんな勢いのある市場でした。 しかし1991年、バブルが崩壊します。それまで順調だった業界は、一気に厳しい時代に入りました。 「なぜ売れないのか」「どうすればブランドは生き残れるのか」 その答えを探しながら、営業、商品企画、事業づくりに取り組み続けました。 その後、私は海外事業に挑戦することになります。台湾や香港で経営を任され、アジア市場で事業を展開しました。 しかし海外では、日本の成功モデルは通用しません。気候も、体型も、文化も、すべて違うからです。 商品も、組織も、販売方法も、すべてゼロから作り直す必要がありました。 多くの失敗も経験しました。しかしその経験が、ファッションビジネスの本質を教えてくれました。 それは 「売上ではなく、ブランドの仕組みがすべてを決める」 ということです。 現在は経営コンサルタントとして企業の支援を行いながら、専門学校の講師として学生にも授業をしています。 なぜ教育をしているのか。 それは、私が経験してきたことを次の世代に伝えたいからです。 アパレル業界を、少しでも良くしたい。 その想いで、私は今もファッションビジネスに向き合い続けています。