Mr.Thanks
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皆さん、こんにちは。今回の授業は、マーケティングの観点から、伝統工芸の再活用と、廃材を活かしたファッションブランドの成功事例についてお話しします。

伝統産業の衰退は、日本だけでなく世界中で起きています。特に日本の繊維産業は、過去50年で生産量が、10分の1まで減少し、廃棄される生地の量も増え続けています。しかし、ここに新しいマーケットが生まれています。

今回の内容は、イタリアの廃棄生地と、日本の消えゆく伝統工芸の技術を融合させた、京都発のファッションブランド。彼らは単に衣服を売るだけでなく、背景や、ストーリーを発信することで共感を生み、価値を高める戦略をとっています。

今回の授業は、このブランドの成功のポイント、をマーケティングの視点で解説しながら、「伝統と、廃材を活かす新しいファッションの可能性」を一緒に考えていきましょう。


By EIC_Mr.S

私は神戸で生まれ、1986年にアパレル業界に入りました。当時の日本は、ファッション業界が大きく成長していた時代です。作れば売れる、そんな勢いのある市場でした。 しかし1991年、バブルが崩壊します。それまで順調だった業界は、一気に厳しい時代に入りました。 「なぜ売れないのか」「どうすればブランドは生き残れるのか」 その答えを探しながら、営業、商品企画、事業づくりに取り組み続けました。 その後、私は海外事業に挑戦することになります。台湾や香港で経営を任され、アジア市場で事業を展開しました。 しかし海外では、日本の成功モデルは通用しません。気候も、体型も、文化も、すべて違うからです。 商品も、組織も、販売方法も、すべてゼロから作り直す必要がありました。 多くの失敗も経験しました。しかしその経験が、ファッションビジネスの本質を教えてくれました。 それは 「売上ではなく、ブランドの仕組みがすべてを決める」 ということです。 現在は経営コンサルタントとして企業の支援を行いながら、専門学校の講師として学生にも授業をしています。 なぜ教育をしているのか。 それは、私が経験してきたことを次の世代に伝えたいからです。 アパレル業界を、少しでも良くしたい。 その想いで、私は今もファッションビジネスに向き合い続けています。