この授業で伝えたいこと
今回は、皆さんに「ポップアップショップは、単なる期間限定の売場ではない」ということを理解してもらいたいと思います。
先日、大阪・難波の高島屋を歩いていると、各階に「POP UP STATION」というポップアップ用の売場が設けられていました。添付写真を見ると、通常のショップとは違い、通路に面した比較的コンパクトな区画で商品が展開されています。私はこの売場を見て、「百貨店そのものが、売場を固定する時代から、変化させる時代へ動いている」と感じました。
アパレルブランドにとってポップアップは、売上を作るだけでなく、新しい地域、新商品、新価格、新しい顧客層を低リスクで試す「実験店舗」です。一方、百貨店やショッピングセンターなどのデベロッパーにとっては、新しいブランドを導入し、「今行く理由」を作り、館内を回遊してもらうマーケティング装置になります。資料でも、ポップアップは①話題づくり、②新規顧客獲得、③商品テスト、④出店テスト、⑤ブランド体験に活用できると整理されています。
大切なのは、「期間中にいくら売れたか」だけで成功を判断しないこと。
売上+新規顧客+SNS+会員獲得+EC送客+市場調査。
ポップアップとは、小さな売場ではなく、リアルなマーケティングメディアなのです。
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